新年あけましておめでとうございます。
年が明け、新しい1年の始まりを迎え、改まった新鮮な気持になるのは不思議なものです。
昨年世界情勢は、米中対立の激化、長引くロシアによるウクライナ侵攻、中東イスラエルの緊迫化など不透明感が強まりました。欧米では引き締め的な金融政策が継続し、中国では不動産部門における調整が長期化する中で、各国や地域ではバラつきがあるものの、世界経済は減速しました。
昨年の日本経済の話題は賃上げ、物価高騰、人手不足が中心でした。今年も継続した課題になりそうです。日本経済を着実な成長軌道に乗せるには、賃上げを2024年だけでなく2025年も継続していく必要があると考えます。日本の企業約360万社の内99.7%が中小零細企業であり、我々中小企業がどれだけ賃上げできるかが、ポイントになると思います。
さて、アンサーホールディングスグループは2023年の10月に子会社アンサープロパティの本社を東京都中央区日本橋に移転し関東進出を致しました。一日も早く軌道に乗せ、幅広いお客様へ素早い情報サービスを提供していきたいと考えております。2023年2月から新規事業として、ご家族のライフスタイルの変化によって対応できるゼロLDK「LIMINI(リミニ)」の販売も、お陰様で軌道に乗り始めました。また需要の変化に合わせてオンライン接客の充実を図り、不動産業務のDX化も力強く推進をして参りたいと考えています。
人口減少・少子高齢化、DXの加速といった社会課題を背景にお客様のニーズも多様化、高度化が進んでいます。時代に合った新たなサービスの導入と共に、変わらないサービスの重要性も感じています。
弊社の理念「私たちは仕事を通して、社会に信頼され、社会に元気と勇気を与える」存在であるために、サービスの基本である「笑顔・親切」をモットーに社員一同徹底して参ります。
当社グループが持つ幅広い情報と機能の提供によって、こうした社会課題解決と当社グループの企業価値向上を図り「飛躍の3年間」とすることを目指してまいる所存です。
「地域経済の発展なくして当社の発展なし」という信念のもと、社員一丸となって格段の努力をしてまいりますので、倍旧のご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとりまして、さらに良い年になりますよう祈念申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。
令和6年1月10日
株式会社アンサーホールディングス
代表取締役 三谷 俊介